愛媛県松山市の老舗焼肉専門店 焼肉大協

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大協小話~若女将のひとりごと~ 第七話 鶏肉

どうも、若女将です。またまた連投です。
9月末に、息子の運動会で学父母代表でリレーに出て、見事に転倒してしまいました。
まだ「ぎりぎりアラサー!」と思っていましたが、密かに老いを感じた瞬間でした。

 

第七話 鶏肉

当店で提供している鶏肉には、『若鳥』『親鳥』『薩摩種鶏』の3種類があります。
具体的にどう違うの?なんて思っていた方も多いと思います。
ですので、ここで簡単にご説明させて頂きますね。

①若鳥

若鳥は、生まれて3ヶ月程度と早い段階で出荷される為、柔らかくとってもジューシーなんです。一般的に、からあげ、グラタン、シチュー等、家庭の食卓に上がるもので一番代表的な鶏肉の種類ではないでしょうか。

 

②親鳥

親鳥は、産卵率が落ちた時期に出荷される為、若鳥に比べて身は硬いですが、程よい弾力から溢れる味は旨みが濃くて美味しいんです。よくおでんなんかに入れるのは良い出汁が出る親鳥が選ばれていますよね。

 

③薩摩種鶏

この三つの中で、一番わかりにくそうな『薩摩種鶏』。

鶏には「種鶏」と「採卵鶏」に分けられます。「採卵鶏」は我々が食べている食用卵を産む鶏の事で、「種鶏」はいわゆるヒヨコになる卵を産む鶏の事を言います。親鳥はこの「採卵鶏」にあたります。

「種鶏」は「採卵鶏」と違って、質の良いヒヨコになる卵を産まなければならない為、体が丈夫で肉質も上等なんです。

『薩摩種鶏』というのは、薩摩鶏の種鶏の事を言います。「薩摩鶏」はもともと闘鶏用として飼育されてきた日本固有の種類で、その肉は食味をそそる赤味が強く、飼育期間が長いため旨み成分を多く含み、甘みにも似た滋味があります。また、低脂肪で水分が少なく、きめが細かいため柔らかさの中にも適度な歯ごたえを楽しむことが出来ます。

薩摩鶏

それぞれの特徴を知った上で、食べ比べてみると楽しいですよね。

これを機に是非、自分好みの鶏肉を見つけてみて下さいね!

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